活動報告

【2016〜】全国JOCジュニアオリンピックカップ帯同報告まとめ。「強い選手」とは。

毎年3月・8月に行われる、『全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会』では愛知県のチームに帯同させていただいております。

会場は東京の辰巳国際水泳場で行われています。

2019年夏季大会

全国の小学生〜高校生まで、競泳界を担う….かもれない!ジュニアスイマーたちが頂点を目指して戦います!

今、現役のオリンピックスイマーもこのJOで活躍していたんですよね。

指導しているスイミングの選手たちも、『JOに出場する!』『JOでメダルを取る!』などの目標を持っている選手が多いです。

ここで活躍した選手が、全中やインターハイへ。

さらにもっと上の舞台で活躍する日がくるかもしれない。

とても楽しみです!

1日のスケジュール

大会の開催期間は5〜6日間です。

春季、夏季で日程は変わります。(夏季の方が1日多い)

7:30 会場開門

7:45 コンディショニング スタート!

  • 15分刻みで1人ずつ選手を見ていきます。
  • コンディショニングの内容は、「レース前なのか」「レース後なのか」「気になるところがあるのか」「痛みがあるのか」など、状態や状況によって変わってきます。

16:00~17:00 会場でのコンディショニング終了

18:00 夕食

20:00 宿舎でのコンディショニングスタート

  • 宿舎では時間が少ないので、基本的に各自でストレッチを行うように指導しています。
  • どうしても痛みがある場合などは、宿舎でもコンディショニングを行いっています。

22:00 コンディショニング終了

書いてて思ったんですが、昼食時間がありません(汗)

対応している間におにぎり食べたりしていて時間は曖昧です。

他の試合でもそんな感じなので、だいたいこんなもんだと思ってます。

何よりレースに出る選手が優先です!笑

JO帯同で見えてくる「強い選手」とは

小学生の選手には、主に試合前の準備や、レース後に自分でできるケアを指導することが多いです。

小学生の選手は筋量も少なく、疲労も溜まっていないことが多いからです。

「トレーナーがいるという状況を当たり前にしたくない」というのも理由の一つです。

小学生の頃からトレーナーがいれば試合は安心という考えになってしまうと、「自分でコンディションを調整できない」選手になってしまいます。

高校生くらいになってくると、練習量とともに筋量も多くなり、少しずつ疲労が抜けにくくなってしまうのでトレーナーが助けたりすることも必要になってきます。

ですが、基本は「自分の体の調整は自分で行う」。

これができる選手が、本当の意味で強い選手であると考えています。

「泳がされている」ではいずれ頭打ちになってしまいます。

もちろん、「どうしても調子が戻らない」「痛みが治らなくてどうしようもない」そんな時は必ずあります。

その時は一緒に解決策を考えましょう!

ABOUT ME
mizutani
愛知県を中心に活動している女性S&Cコーチ。 マラソンランナー、競泳選手を中心にストレングストレーニングとコンディショニング指導を行っています。 自身の目標はフルマラソンで4時間を切ること! 選手が「自分でコンディションを整えられる」ことを目指しています。