久しぶりの日常が戻ってきます。
と言っても今までのように全てが元に戻るわけではありません。
2020年6月から指導を再開いたします。
新型コロナウイルスの影響により、3月の海外遠征から試合帯同、トレーニング指導、すべての活動を自粛していました。
5月25日に発表された緊急事態宣言解除により、少し日常が戻ってきた感じがします。
学校やスイミングスクールの再開を受け、私も6月からコンディショニングの指導を再開させていただきます。
しかし、全てが日常に戻ったわけではありません。
たくさんの人が集まる場所は避けるべきですし、人と会うときはマスクを外さないようにし、何かに触るときは手指を消毒してからという新しい生活様式を取り入れていきます。
- 体温が37.5度以上の選手はトレーニング指導を中止する。医療機関への連絡と自宅待機を徹底する。
- 室内などの密閉された空間で指導する場合、室内の換気や選手同士の距離を取りながらトレーニングさせる。
- コンディショニングで選手に接触する場合、必ず手指の消毒、マスクの着用をする。
- 前の選手が使ったマットや器具を消毒してから、次の選手に使わせる。
など。
第2波、第3波に襲われる可能性もあります。
クラスターの発生を防ぐため、ウィルスが収まっている今でも徹底した対策をとっていきたいと思います。
新型コロナウイルスは軽症でも、非常に苦しい思いをすると聞いています。
私も感染したくないですし、選手達にも絶対かかって欲しくありません。
まだ、研究が進んでいない新型コロナウイルスにかかり、後遺症などがあった場合、選手達にどんな影響が出るかわかりません。
決して油断しないように指導にあたりたいと思います。
主要な試合の中止について
外出自粛中に、インターハイ、全中、ジュニアオリンピックなど、ジュニア選手達が目指すべき試合が全て中止となりました。
その代わりに、日本水泳連盟は9月ごろに各都道府県で計測したタイムを元に全国ランキングを決める通信大会を開催する予定だと発表しました。
詳しくは日本水泳連盟のHPをご覧ください。
このまま順調にコロナが収まっていけば、開催は可能だと思われます。
正直、全国大会の中止、そしてその予選会の中止は日本で部活に励む選手達にとって、相当のストレスだと思っています。(ストレスという表現では収まりきらないんですが…)
私も悔しいですが、選手達はもっと悔しいし悲しいでしょう。
このように、代替でも選手同士で競い合える目標があるとやっぱり気持ちも変わってくると思います。
微力ではありますが、私もトレーナーとして少しでも選手達の力になれるように在りたいと思います。
今年度もよろしくお願いいたします。
本来なら4月からスタートですが、2ヶ月遅れて新年度がスタートします。
自分自身の健康、選手の健康を第一に考えて指導に精進してまいります。
この状況に腐らず、次があることを信じて進みましょう!